凸目とつもく仮面
四川省広漢市三星堆2号坑出土
(商時代・前13~11世紀)

耳が大きく左右に張り出し、目が円筒形に突出した仮面で、その怪異な容貌は出土時、全世界を驚かせた。バセドウ病に罹患した王が蜀の国を支配していたのではないかとの説もある。

Photo & Text by 吉村 信(福井市)