奉先寺洞　仁王像　唐（618～907年）

中国三大石窟の一つ洛陽の、唐代彫刻史上の頂天を示すとされる、武則天が寄進し造営された奉先寺洞のvajrapani（仁王像）である。
仁王像が守る主尊の毘盧遮那佛（Vairocana）は、奈良の大佛のモデルになったともされる、秀麗な作品である。

Photo & Text by 吉村 信（福井市）