菩薩交脚像 雲崗第13号石窟(北魏)
宝冠を戴き、胸に蛇形飾をかけ臂釧・腕釧をかけた菩薩像である。右手首の腕釧の下に多臂の力士像を彫り、力士が菩薩の右手を頭上に支える、他では見られぬ珍しい構図をとっている。窟頂は穹窿形をなし、北側を中尊の光背が占め、南壁に大きな交龍を配するなど、華麗な窟構成となっている。
Photo & Text by 吉村 信(福井市)
菩薩交脚像 雲崗第13号石窟(北魏)
宝冠を戴き、胸に蛇形飾をかけ臂釧・腕釧をかけた菩薩像である。右手首の腕釧の下に多臂の力士像を彫り、力士が菩薩の右手を頭上に支える、他では見られぬ珍しい構図をとっている。窟頂は穹窿形をなし、北側を中尊の光背が占め、南壁に大きな交龍を配するなど、華麗な窟構成となっている。
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