麦積山 第165窟 左脇待菩薩立像
北宋(960~1127年)
第165窟は、もともと麦積山で最も古い石窟のひとつであったが、北周時代のものを北宋時代に重塑したものである。
この窟の造像の主題は観世音菩薩に関わるものとされる。菩薩は風帽をかぶり、卵形の顔、斜めにつり上がった細い目、長い眉、小さい口元など宋代造像の典型的な特徴を備えている。
Photo & Text by 吉村 信(福井市)
麦積山 第165窟 左脇待菩薩立像
北宋(960~1127年)
第165窟は、もともと麦積山で最も古い石窟のひとつであったが、北周時代のものを北宋時代に重塑したものである。
この窟の造像の主題は観世音菩薩に関わるものとされる。菩薩は風帽をかぶり、卵形の顔、斜めにつり上がった細い目、長い眉、小さい口元など宋代造像の典型的な特徴を備えている。
Photo & Text by 吉村 信(福井市)