麦積山 第4号窟 前廊正壁 天龍八部
北周(紀元557~581年)
第4号窟は「散華楼」、「上七佛閣」とも呼ばれ、東崖の高所に位置し、地上からの高さ80m、海抜1,670m、麦積山の最も高い所にあり、最も大きく、美しい石窟とされている。龕と龕の間に護法天王が浮塑されている。後世の加修、補彩を経ているが、北周の作者の優れた技術は十分に残されている。本例は、残存した五部衆の中でも、最も保存状態が良く、かつ技巧的にも秀れたものである。
Photo & Text by 吉村 信(福井市)
麦積山 第4号窟 前廊正壁 天龍八部
北周(紀元557~581年)
第4号窟は「散華楼」、「上七佛閣」とも呼ばれ、東崖の高所に位置し、地上からの高さ80m、海抜1,670m、麦積山の最も高い所にあり、最も大きく、美しい石窟とされている。龕と龕の間に護法天王が浮塑されている。後世の加修、補彩を経ているが、北周の作者の優れた技術は十分に残されている。本例は、残存した五部衆の中でも、最も保存状態が良く、かつ技巧的にも秀れたものである。
Photo & Text by 吉村 信(福井市)