菩薩交脚像(シュヤーマ本生)
雲崗第9窟前室、東壁の王冠を被った西方的で端正な顔貌の菩薩像である。清代に補賦彩を経ているが、200年も経過すると黄砂と大同特有の石炭塵により古色を帯び、違和感なく鑑賞できる。彫飾には中国の伝統的なものを含み、初期よりやや遅れて造営されたものと考えられる。
Photo & Text by 吉村 信(福井市)
菩薩交脚像(シュヤーマ本生)
雲崗第9窟前室、東壁の王冠を被った西方的で端正な顔貌の菩薩像である。清代に補賦彩を経ているが、200年も経過すると黄砂と大同特有の石炭塵により古色を帯び、違和感なく鑑賞できる。彫飾には中国の伝統的なものを含み、初期よりやや遅れて造営されたものと考えられる。
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